秋の風物詩シガヤー釣り
秋になると沖縄の干潟では多くの方がタコ釣りに夢中となります。
食べても美味しいですし、タマン(ハマフエフキ)の餌としても大変人気があります。
そもそもシガヤーとは?
シガヤーとは沖縄の方言で「ウデナガカクレダコ」の事、その名の通り腕がとてもながーいのが特徴
小型のタコでイイダコの腕を長くしたイメージ!
ちなみに沖縄では採っていいタコとだめなタコがいる!
・シマダコ
・ワモンダコ
・サメハダテナガダコ
(画像については沖縄県のHP参照 → こちらをクリック)
上記3種については漁業権の対象となり採ってはダメ!
また、猛毒のヒョウモンダコも居るので要注意!
(沖縄県HPにて海洋危険生物一覧があるので要参照 → こちらをクリック)
シガヤー釣りの季節は?
季節は10~12月の3か月が最盛期、この期間はシガヤー達の繁殖期にあたり交尾のために浅瀬に大挙してやってきます。その為、他季節でも釣れなくはないですが、釣れる数に圧倒的な差が出ます。
ただ冬になるとタコはさらに大きくなるらしく、それを狙う人も居ます。
シガヤー釣りのポイント・場所は?
シガヤーが居るポイントは基本的にはどこでもとなりますが、多くいる場所としては砂地と岩礁が混じる干潟、あまりにもやられる方が多い釣りなので、海沿いを車で走っているとすぐわかります。(膝下の水深でエギを投げてる人や、ンヌジベントと呼ばれる巻貝をロープで繋いで投げてる人がいっぱい)
上記画像が「ンヌジベント」、ブンブンと呼ぶ方も居ます。
*ポイントは沖縄本島中部東海岸などは人気がありますね、釣具屋さんなどでお伺いしましょう!
必要な道具
・釣り竿セット(リールは小型を推奨)
・エギ(1.5~2号程度)
・軍手
・洗濯ネット(タコを入れるため)
釣り竿に関して言えば長すぎないルアーロッドであれば何でもOK
この季節釣具屋さんに行けばシガヤーセットなどの釣り竿セットも置いてあるお店も
タコを釣るためのエギに関しては、1.5~2号のカラフルなエギ!
※シガヤー専用のエギもあるので釣具屋さんで見かけたらオススメ
上記エギは「デュエル アオリーQ RS 2号 スケルトン夜光ピンクエビ」
軍手が必要なのは釣れたタコを手掴みでネットへ入れるのはもちろんのこと、釣れてる途中で岩の下に逃げられることも多いので、その岩を持ち上げたりするとき手を守るためとなります。
タコを入れるに最適な洗濯ネット、なぜ洗濯ネットなのかと言うとタコは網目状の素材が苦手なためネットの中に入ると身動きせず大人しくなるため!おかげですんなりネットに入っていくため出し入れが楽!
基本的な攻め方
こちらに関しては、動画化致しました
釣果を伸ばすコツ・楽しみ方なども説明してますので見ていただけれ幸いです。
最後に
これから釣りを始めたい方にオススメなシガヤー釣り、たくさん釣れるためついつい捕りすぎてしまう事もしばしば…海洋資源のことを踏まえて、ご家庭で必要な分だけお持ち帰りしていただければ幸いです。
ではご閲覧ありがとうございました。